アイシン精機工場での爆発事故の原因は?トヨタ新車納車への影響は?

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5月30日、愛知県刈谷市にあるアイシン精機の子会社の工場で爆発事故があり負傷者が発生しました。

アイシン精機といえばトヨタ自動車系の大手部品メーカーです。

一体どのような原因で爆発事故が発生したのでしょう?

今年2月には同じくグループ会社の爆発事故で生産停止に追い込まれたトヨタ自動車

年始早々1月に発生した愛知製鋼知多工場の爆発事故でも一時操業停止になっていました。

今回のアイシン精機の爆発事故で新車生産への影響はないのでしょうか?

事故原因やトヨタ自動車への影響などについて確認してみたいと思います。

株式会社アドヴィックス爆発事故

2016年5月30日午後12時05分頃愛知県刈谷市にある株式会社アドヴィックス爆発事故が発生しました。

株式会社アドヴィックスとは…

:トヨタ自動車
:アイシン精機株式会社(トヨタ系列企業)
株式会社アドビックス(アイシン精機の子会社)

株式会社アドヴィックス(以降アドヴィックスと省略)はトヨタ自動車グループのアイシン精機株式会社の子会社です。

株式会社アドヴィックス

出典:news.biglobe.ne.jp

アイシン精機

アイシン精機株式会社(以降アイシン精機と省略)はトヨタ自動車の系列企業ですが、日産自動車をはじめとする国内の他の自動車企業にも部品を供給しています。

アイシン精機の主な生産品

・トランスミッション

・エンジンパーツ

・ドア周りパーツ

・GPSカーナビゲーション

・ブレーキシステム

カーナビゲーションを最初に開発したのは本田技研工業ですが

そのカーナビに現在のような音声案内機能を持たせたのはアイシン精機なのです。

そして、今回爆発事故を発生させてしまったのはアイシン精機の子会社です。

トヨタ自動車から見れば孫会社になります。

株式会社アドヴィックス

株式会社アドヴィックスは自動車用ブレーキシステムとしては国内最大手の自動車部品メーカーです。

ブレーキに関する、あらゆる部品の製造及び販売を行っています。

トヨタ自動車のブレーキ事業を強化する狙いで、以下の5社のブレーキ事業を集約させた会社です。

・(株)アドヴィックス

・アイシン精機(株)

・(株)デンソー

・住友電工(株)

・トヨタ自動車(株)

これによりアドヴィックスはブレーキ部門で国内シェアの50%以上を占める会社に成長しています。

アドヴィックスの主な製品は

・ABS(アンチロックブレーキシステム)

・ブレーキマスターシリンダー

・ディスクブレーキキャリパー

・ブレーキパッド

・ブレーキディスク

・ブレーキブースター

・ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール:横滑り防止装置)

・ブレーキASSY

元々アイシン精機で生産されていた「ブレーキシステム」もアドヴィックスに集約されています。

本社は愛知県刈谷市で、その刈谷市には今回爆発事故を起こした刈谷工場があります。

爆発事故の原因は?

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ではそのアドヴィックスで発生した爆発事故について分かっている事柄を整理してみます。

また今回の爆発事故で負傷された方の、一日も早い復帰をお祈り致します。

・工場:アドヴィックス刈谷工場

・発生場所:鉄筋4階建て工場の2階部分

・発生工程:ブレーキ部品塗装ライン

・発生箇所:塗装部品乾燥炉

・発生日時:2016年5月30日(月)12:05頃

・事故状況:塗装部品乾燥炉の排気ダクト不具合を修理中に爆発事故が発生

・爆発形態:ガス爆発

爆発原因:現在調査中

・負傷者:従業員4名(3名は軽症で、1名は重症の可能性あり)

・被害状況:電着塗装、乾燥ライン設備並びにシャッター、窓枠、床面などの一部建屋

⇒他の生産ラインへの影響はなし

爆発の原因については一夜明けた現在、消防が調査中です。

この後、爆発原因の詳細が徐々に判明してくるものと思われます。

乾燥炉という可燃性ガスを取り扱う設備なので、溶接機などの使用はないと思います。

ただ点検ハンマーなどの火花が飛んで引火したというようなことは原因として考えられます。

真の原因を究明して再発の無いように対策をして頂きたいですね。

 

爆発事故での新車納車の影響は…?

今回のアイシン精機(アドヴィックス)の爆発事故の影響で、再び新車の生産に影響はないのでしょうか?

この度の爆発事故はブレーキ部品の塗装工程という限定的な部分のみで、生産ライン自体には被害はなかったようです。

ただ負傷者も発生させた事故なので、今後以下の様なことが考えられます。

・警察や消防の立入検査

・労働災害なので労働基準監督署の立ち入り

・親会社のアイシン精機への立入検査もあるかも

・事故原因の究明と再発防止

・他工場や関連会社への防止策の水平展開

・労働基準監督署の再発防止の確認など

そうなるとしばらくラインを停止することになります。

刈谷工場がアドヴィックスの主力工場であることは間違いありません。

ただアドヴィックスは同じ愛知県内にも半田市に半田工場を持っています。

こちらの工場でどれだけカバーできるかにもよりますが、長期化すればトヨタ自動車の新車の生産にも影響が出そうです。

追加情報:6月1日、既にトヨタ自動車では一部ラインで操業がストップしたようです。

今回の爆発事故の影響は5社9工場で合計14ラインに及んでいます。

現状の試算では新車への影響は数千台規模になるようです。

 

過去の事故の影響

 

トヨタ自動車では今年新年早々にも同様の爆発事故の影響で新車の生産に影響が発生していました。

・発生工場:愛知製鋼知多工場

・発生日:2016年1月8日

・発生場所:加熱炉

・影響:トヨタ自動車で6日間の稼働停止

・停止ライン数:関連5社16ライン

・生産遅れ:約7万~8万台

 

トヨタ自動車では今回の事故ではライン停止を1~2日にとどめ、早急に操業再開したい考えです。

とは言えアドヴィックスは日産や他の自動車会社のブレーキ部門にも影響を与えそうです。

そのため他企業と部品の取り合いになれば更に影響は長期化するかもしれません。

トヨタ自動の思惑通り数千台の遅れで収まることを願いたいですね。

まずは負傷された従業員の一日も早い回復と、再発防止をお祈りしたいものです。

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