F1のマックス・フェルスタッペンの成績と2016年レッドブル昇格の理由は?

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2015年に若干17歳の史上最年少F1グランプリデビューを果たしたマックス・フェルスタッペン選手

多くのドライバーがF1に駆け上がるために下位カテゴリーで経験を積む中、マックス・フェルスタッペン選手はわずか下位フォーミュラ1年の経験でF1のシートを手に入れています。

しかもF1参戦2年目で早くも次戦第4戦のスペインGPからはレッドブル・レーシングへの昇格が発表されました。

参戦1年目で魅せたオーバーテイクは芸術的で「新たなセナ」とも呼ばれる天才です。

マックス・フェルスタッペン選手のここまでの成績や、レッドブル昇格の真相などについても確認してみたいと思います。

マックス・フェルスタッペン

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出典:archive.as-web.jp

昨シーズン2015年に若干17歳というF1史上最年少でGPデビュー

オランダ人ドライバーのマックス・フェルスタッペン選手

F1初ドライブ

彼が初めて公式のF1ウィークでドライブしたのが2014年の日本グランプリ鈴鹿の金曜フリー走行1回目でした。

そういう意味では日本のF1ファンにとっても特別な存在といえるかもしれません。

 

父親はヨス・フェルスタッペン

彼のお父さんはオールドF1ファンには懐かしいヨス・フェルスタッペン氏ですね。

現在マックス・フェルスタッペン選手はF1ドライバーに昇格するための下位カテゴリーであるF3の経験がわずか1年で昇格したことで大きな注目を集めています。

しかしお父さんのヨス・フェルスタッペン氏も、1993年に参戦したドイツF3選手権で参戦1年目にチャンピオンになり、翌年の1994年にはベネトンからF1にデビューしています。

そう考えるとなんとも凄い親子ですね^^;

親子そろってF1ドライバー

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出典:blog-imgs-52.fc2.com

マックス・フェルスタッペン選手の本名は「マックス・エミリアン・フェルスタッペン」と言います。

海外の人はミドルネームがあってちょっとかっこいいですよね^^

簡単なプロフィール

ここで少しマックス・フェルスタッペン選手の簡単なプロフィールをご紹介しておきます。

本名:マックス・エミリアン・フェルスタッペン

出身地:ベルギー・ハッセルト

国籍:オランダ

生年月日:1997年9月30日

身長:180cm

体重:67Kg

経歴

・2002年:4歳でレーシングカートデビュー

・2010年:カートのヨーロッパ選手権並びに世界選手権でチャンピオン獲得(KF3クラス)

・2014年:F3フロリダ・ウィンター・シリーズでフォーミュラカーレースにデビュー

・2014年:ヨーロッパF3選手権に参戦しランキング3位

・2014年:F1レッドブル・レーシングと育成ドライバー契約(若干16歳時点)

・2014年:F1日本グランプリの金曜フリー走行1回目に出走

・2015年:トロロッソからF1グランプリにフル出場(史上最年少記録)

・2016年:第4戦スペインGPからレッドブル・レーシングへ昇格

 

 

マックス・フェルスタッペン選手は実質本格的な4輪レース経験1年でF1に駆け上がって来たため、デビュー当初はその実力が心配されました。

オーバーテイク

しかしシーズンが進むに連れて芸術的なオーバーテイクも見せるなど、実力を証明して周囲の雑音を黙らせてしまいましたね。

そのときのオーバーテイクの様子がこちらです。


出典:youtube.com

 

特に第11戦のベルギーGPで名物の7速全開の高速コーナーで知られるブランシモンでザウバーのフェリペ・ナッセ選手を豪快にアウト側からオーバーテイクしたシーンが印象的でした。

また第18戦のブラジルGPでは、フォース・インディアのセルジオ・ペレス選手をエス・ド・セナ・コーナーで華麗にオーバーテイクするなど、早くも「新たなセナ」と期待されている逸材です。

ここまでの成績は?

マックス・フェルスタッペン選手はあまりに早すぎるF1デビューに周囲が懸念を示し、そのためFIA(国際自動車連盟)がF1に昇格できる最低年齢を18歳以上と定めるきっかけになりました。

またフェルスタッペン選手はF1デビュー時には一般公道を運転するための自動車免許すら取得できておらず、そのため自動車免許を取得していることもF1昇格の条件に加えられました。

未来永劫史上最年少F1ドライバー

その他F1の下位カテゴリーで最低2年以上のフォーミュラ経験を積んでいることなど、フェルスタッペン選手がF1界に投じた波紋は大きかったようです。

しかし先程のコーナーでも少しご紹介したように、マックス・フェルスタッペン選手はGPが進むに連れF1マシンにも慣れ、非凡な才能でF1ドライバーとしての地位を確立しています。

それではここで改めてマックス・フェルスタッペンのここまでの主な成績を振り返ってみたいと思います。

カートデビューは4歳

カート時代の成績は先程の経歴の部分でも触れたように4歳でレーシングカートを始めています。

マックス・フェルスタッペン選手のお父さんが元F1ドライバーであることは冒頭に紹介しましたが、実はお母さんもレーシングカートのドライバーというレーサー一家に育っています。

レーシングカート時代

・2006年:ベルギーRotax MiniMAXクラスチャンピオン

・2007年:オランダRotax MiniMAXクラスチャンピオン

・2008年:ベルギーRotax MiniMAXクラス並びにCadetクラスチャンピオン

・2009年:ベルギーFlemish MiniMAXクラス並びにKF5クラスチャンピオン

・2010年:KF3クラス世界選手権並びに同クラスヨーロッパ選手権チャンピオン

・2011年:KF3クラスヨーロッパ選手権チャンピオン

・2012年:KF2クラスマスターシリーズチャンピオン

・2013年:KF2クラスヨーロッパ選手権並びに同クラスマスターシリーズチャンピオン

・2013年:KZ1クラスヨーロッパ選手権チャンピオン

・2013年:KZクラス世界選手権並びに同クラスヨーロッパ選手権チャンピオン

F3時代

・2014年:フロリダ・ウィンター・シリーズ シリーズランキング3位

シリーズ成績詳細⇒12戦中2勝 PP3回 FL3回 表彰台5回

・2014年:ヨーロッパF3選手権 シリーズランキング3位

シリーズ成績詳細⇒33戦中10勝(6連勝を含む) PP7回 FL7回 表彰台16回

・2014年:マスターズF3優勝(PPスタート)

・マカオGP:「予選レース」予選3位(ペナルティにより5番グリッドからスタート) 決勝リタイヤ

「決勝レース」24番グリッドスタート 決勝7位(FLを記録)

*PP=ポールポジション、FL=フライングラップ(決勝中の最速タイム)

マスターズF3はヨーロッパ各国F3の年間ランニング上位のドライバーによるレースで1戦のみの開催

マカオGPは世界中のF3の年間ランニング上位のドライバーによるレースで1戦のみの開催でともにF3最高峰のレース

F1昇格後2015年の成績

〈2015年シーズン〉

所属チーム:スクーデリア・トロ・ロッソ(カーNo.33)

 

第1戦オーストラリアGP 予選12位 決勝リタイア

⇒17歳165日の史上最年少出場記録

第2戦マレーシアGP 予選6位 決勝7位

⇒17歳180日の史上最年少入賞

第3戦中国GP 予選13位 決勝リタイア
第4戦バーレーンGP 予選15位 決勝リタイア

(レース距離90%以上を走ったため17位完走扱い)

第5戦スペインGP 予選6位 決勝11位
第6戦モナコGP 予選9位 決勝リタイア
第7戦カナダGP 予選12位 決勝15位

(ペナルティにより19番グリッドからスタート)

第8戦オーストリアGP 予選7位 決勝8位
第9戦イギリスGP 予選13位 決勝リタイア
第10戦ハンガリーGP 予選9位 決勝4位
第11戦ベルギーGP 予選15位 決勝8位

(ペナルティにより18番グリッドスタート)

第12戦イタリアGP 予選20位(ノータイム) 決勝12位

⇒エンジン交換作業のために予選不出走

第13戦シンガポールGP 予選8位 決勝8位
第14戦日本GP 予選15位 決勝9位

(ペナルティにより17番グリッドスタート)

第15戦ロシアGP 予選9位 決勝10位
第16戦アメリカGP 予選10位 決勝4位

(他車のペナルティで8番グリッドスタート)

第17戦メキシコGP 予選8位 決勝9位
第18戦ブラジルGP 予選10位 決勝10位
第19戦アブダビGP 予選11位 決勝12位

 

2015年シリーズ獲得ポイント:49P

シリーズランキング:12位

シリーズ最高順位:4位(ハンガリーGP&アメリカGP)

 

2016年シーズン

所属チーム:スクーデリア・トロ・ロッソ(カーNo.33)

第1戦オーストラリアGP 予選5位 決勝10位

⇒トロ・ロッソ在籍中の予選最高位

第2戦バーレーンGP 予選10位 決勝6位
第3戦中国GP 予選9位 決勝8位
第4戦ロシアGP 予選9位 決勝リタイア

マックス・フェルスタッペン選手のF1昇格までの成績と、スクーデリア・トロ・ロッソ在籍期間中の全成績です。

そして遂にフェルスタッペン選手は次戦スペインGPからトップチームのレッドブル・レーシングへの昇格が決定しました。

昨シーズンは2回の4位入賞があり、レッドブルへの昇格で早ければ次戦での表彰台も見られそうです。

第5戦スペインGP:所属チームがレッドブル・レーシングへ昇格

 

レッドブル昇格の理由は?

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レッドブル・レーシングといえば・・・

セバスチャン・ベッテル選手を擁し2010年~2013年までF1グランプリシリーズ4連覇を達成したTOPチームの一つです。

 

マックス・フェルスタッペン選手の才能が疑いようのないものとはいえ、F1グランプリ参戦2年目のシーズン序盤でのトップチーム昇格は異例の速さです。

フェルスタッペン選手のレッドブル・レーシング昇格は純粋に彼の速さや才能だけで勝ち得た結果だったのでしょうか?

本当のレッドブル昇格の真相とは何だったのかが気になります。

才能

まず考えられる理由の一つはもちろんフェルスタッペン選手の才能です。

本格的なフォーミュラレース(F3)でチャンピオン経験こそないものの、レーシングカートからいきなりヨーロッパF3に参戦し10勝を挙げる活躍はまさに天才です。

また同じく2015年にF1に昇格したチームメイトのカルロス・サインツJr選手と比較すると

・カルロス・サインツJr選手:2015年シリーズランキング15位(獲得ポイント18P)

・マックス・フェルスタッペン選手:2015年シリーズランキング12位(獲得ポイント49P)

以上のように圧倒的なパフォーマンスの違いをみせています。

ダニール・クビアトの不調?

次にフェルスタッペン選手と入れ替わりにトロ・ロッソへ降格になるダニール・クビアト選手のパフォーマンスです。

ロシア出身のダニール・クビアト選手はフェルスタッペン選手と同じくレッドブルの育成選手として2014年にトロ・ロッソからF1デビュー

昨年2015年はセバスチャン・ベッテル選手がフェラーリへ移籍したことで空席になったレッドブルへ昇格を果たしました。

1年目のトロ・ロッソでは獲得ポイント8Pでシリーズランキング15位でしたが、レッドブルに移籍した2015年は獲得ポイント95Pでシリーズランキング7位と大きく躍進しています。

しかも先輩であるチームメイトのダニエル・リカルド選手のシリーズランキング8位を上回る成績です。

ではどうしてダニール・クビアト選手が次戦から降格になるのか?

それは今シーズンのクビアト選手のパフォーマンスにあります。

ダニール・クビアト選手はここまで第3戦中国GPで3位表彰台に登るなど、速さの面でのパフォーマンスにはなんら問題はありません。

中国GPの接触事故

ただその中国GPである事件が発生しました。

モータースポーツでもっとも事故が多いのがスタート直後の第1コーナーですが、中国GPでもその第1コーナーで接触事故が発生しました。

その一つがフェラーリ同士の接触事故で、その原因を作ったのがダニール・クビアト選手でした。

第1コーナーで強引にフェラーリのセバスチャン・ベッテル選手のインに飛び込んだダニール・クビアト選手はベッテル選手と軽く接触。

そのクビアト選手を避けようとしたベッテル選手がチームメイトのキミ・ライコネン選手と接触するという事故でした。

 

その結果レース後ベッテル選手がクビアト選手に「魚雷のようだった」と非難していました。

そしてその2週間後の前戦ロシアGPでも同じセバスチャン・ベッテル選手に追突する事故を起こしています。

しかも今度は2度も接触し、セバスチャン・ベッテル選手をリタイアに追い込んでいます。

さすがにレッドブルチームも2レース連続で同じ選手と接触した事故をかばいきれず、これはダニール・クビアト選手がチームメイトのダニエル・リカルド選手に対して焦りを感じているためだと判断したようです。

一応ここまでが表向きに報じられているマックス・フェルスタッペン選手のレッドブル昇格の訳です。

噂の真相

しかしこれ以外にもどうやら真相があるようです。

その一つが父親であるヨス・フェルスタッペン氏によるレッドブルチームへの圧力と言われています。

マックス・フェルスタッペン選手には他のトップチーム(メルセデスAMGやフェラーリなど)も興味を示していると言われています。

 

そのため父親のヨス氏が、フェルスタッペン選手を早期にレッドブル・レーシングへ昇格させなければ他のチームへの移籍も辞さないと圧力を賭けていたようです。

マックス・フェルスタッペン選手は初年度にチームメイトを大きく上回っただけでなく、

「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」

「アクション・オブ・ザ・イヤー」

「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」

という3つの賞を獲得するような逸材です。

他チームへの移籍は損害

そのマックス・フェルスタッペン選手が他チームに移籍すれば、今後自分たちの脅威になることは目に見えているというわけです。

そして最後の要因がマックス・フェルスタッペン選手の若さです。

契約金が安い

言い換えればとてつもない将来性があり、ベテラン選手に比べて長い間チームに貢献してくれるということです。

またデビュー2年を迎えたばかりのドライバーなので契約金も比較的安く抑えられ、チームにとっても資金面で有利であることは間違いありません。

以上4つのレッドブル・レーシング昇格の真相をまとめると

マックス・フェルスタッペン選手の純粋な速さ
ダニール・クビアト選手の失態
他チームへの移籍を阻止するための囲い込み
ベテランに比べて安価な契約金

これらによってシーズン序盤というこの時期の異例の交代劇が生まれたようです。

これもひとえにレッドブル・レーシングがスクーデリア・トロ・ロッソという2つのチーム運営をしていたからこそなせる技ですね!

もしかすると早ければマックス・フェルスタッペン選手の今シーズン中の初優勝というレースも見られるかもしれません。

 

そしてチームメイトにも決して引けをとらない速さを持ってるダニール・クビアト選手も、もう一度頑張ってレッドブル・レーシング昇格を目指して頑張ってほしいものです。

いずれにせよこの交代劇でF1ファンにとっては、2016年シーズンのF1グランプリにまた一つ新たな楽しみが加わったことは事実ですね。

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